1 | TOTAL | |
---|---|---|
東本郷レインボーズ | 9 | 9 |
鴨居ファイターズ | 4 | 4 |
1回戦から苦しい戦いを、
何とか投手力でしのぎながら迎えた決勝戦。
両チームとも激しい連戦からか、
それとも暑さのせいか少し動きが鈍い。
シートノックをするコーチは汗だくになっている。
その汗は本部席から聞こえる
「あと3分でーす」
の声に焦ってノックしていたがゆえの汗だった?
試合開始。
レインボーズ先行、
先頭3年生がセンター前クリーンヒットを放つ。
その後盗塁を絡めてチャンスを作ると、続く打者もフォアボールを選ぶ。
立ち上がり不安定な相手投手から先制点を奪いたいところだ。
3番打者が送りバントを決められず?
1,2塁走者がスチール!
幸いにも両者セーフになるがチャンスを潰すところだった。
その後ヒットやエラー等で得点し、まずは流れを掴む。
先発投手は山田。
コントロールが鍵の投手だが、この日は制球も良く、失点はするものの最小失点で食い止めた。
上々の立ち上がりだ。
ランナーを背負っても全く無視。
一度もランナーを牽制するどころか、
走りたいなら走れば?
と、言わんばかりの落ち着きよう。
ショートからは
「ランナー見ろよ(ふにゃ〜)」
と、再三言われても動じない強心臓?
とにかくストライクをとることに専念したピッチングが功を奏したようだ。
エラーはするものの引きずらない、
ファーストしょうまが難しい打球を難なくさばき(偶然?)
アウトにすると、
続く打者の強烈な打球も股でさばく!
痛いのを我慢してベンチからの熱い声援に答える仕草は一流プレーヤーそのものだ。
シートノックで冷や汗をかいていたコーチとはモノ(!)が違うようだ。
守備のリズムからか、
打線も機能し、
またまた3年生のヒットが生まれて追加点を奪い、
試合中盤で完全にレインボーズペースとなるが、
突如エース山田が乱れる。
本間監督がすかさずタイムを取り内野陣をマウンドに集める
(ほんとは回りから行けと言われて集まった感じ)。
「山田、早くベンチに戻りたいならストライクを取れば?」
と、伝えると急に戻った!(◎_◎;)
満塁のピンチをしのいでその後はイケイケ。
大差の勝利となった。
そして激戦区を見事勝ち抜いた我がレインボーズとして今年初の冠だ。
5年生の中の2人がAチームに同行する厳しいチーム事情でも結果を出せた事は素晴らしい。
最後に付け加えておくことがある。
3年生以下の子供達へ。
緑区の夏季大会は1回勝てば優勝では無いんだよ。
今年は参加チームが少なかったから、
たまたま初戦が決勝戦だったんだよ。
だから、来年も同じとは思わないでね。
でも、優勝おめでとう(^O^☆♪