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東本郷レインボーズ00011002
太尾パワーズ100024×7
序盤凌いでいた。勝機はあった。何度かあったチャンスで一本が出なかった。中盤まででリードを広げていたら。。。試合の流れをつかみ損ねてしまった。

久々の小泉杯。各大会が重なりあう中ようやく巡ってきた強豪との試合。

 

試合に先立ち両チームのシートノックから始まる。

 

グランドは松本中。ライト外野にフェンスを作りレフトは壁。比較的狭いか。壁に当たって跳ね返った時点で2ベースというルールのようだ。  

 

レインボーズ先行で試合開始。

と、コメントを始めたいが今日のシートノックも元気無し!声が出ないな。

 

相手投手は右投げの本格派だが球速は少し早めでコントロールが良さそうだ。

 

先頭しゅうたは三振、2番りょうはキャッチャーフライ、3番けんたろうはセカンドゴロと三者凡退。

 

レインボーズ先発まつ。

今日のキャッチボールを見る限り調子は悪くない。むしろ良い。

先頭を打ち取るが2番打者の1,2塁間の当たりをセカンドしゅうたが取りきれない?追ってない?

 

結果ライトへ抜けるヒットになるがライトゴロを狙ったけんたろうが悪送球!2ベースにしてしまう。

 

その後センターオーバーの2ベースを浴びて先制点を献上する。

 

2回の表の攻撃、先頭まつがレフトオーバーのヒットを放つが後続絶たれ無失点。

 

その裏まつも三人で打ち取りリズムを攻撃に繋げたいが3回表も三人で終了。

 

3回裏相手打線は1番から。

 

いきなりレフトオーバーの2ベースヒットをあびるもののここもまつが踏ん張り0に抑える。

 

4回。

ようやく先頭打者がヒットで出塁するとまつの2ベースで1点を返し同点とする。

 

5回にも1点を加えて2-1と逆転に成功し、これからというリズムとなるが、先頭打者にレフト前ヒットを打たれて盗塁の後セカンドゴロで1アウト3塁。そのあとの初球にスクイズ!

まつの前に来るタイミングは遅かったがホームにトスしてセーフ。

 

打者走者もセーフのオールセーフ。

セカンドゴロで2アウトとなるが、ライトへ上がったフライをライトけんたろう追いかけるも手を出さない。もう一歩のところだが何故だ手を出さない?

 

スクイズの時に残している走者が生還して逆転を許してしまう。

 

その裏。

この試合で一番のポイントと言えばこの回だろうか。

 

先頭セカンドフライに倒れるも次打者がフォアボールで出塁すると頼れる4番まつ。

しかし、当てただけのレフトフライで2アウト。

 

5番きょうせいに期待。

ここでランナースチール!

きょうせいがベースカバーに入ったショートに鋭い打球を放つと左中間を抜ける当たりに!

 

1塁走者は当然3塁を回って同点と思いきや、グランドルールで3塁ベースに戻されてしまう。

続くタナコタがショートゴロで無得点。

 

絶好機を逸した。 

 

その裏、先頭打者にレフト前ヒットを浴びて盗塁でノーアウト2塁。

セカンドゴロで1アウト3塁。

 

スクイズも警戒すべき場面で内野は中間守備?

 

ここで投手をタナコタに。

しかし、相手打線の勢いを止められず一挙4失点。

敗戦となった。

 

この試合の4回、まつの投げる球を取り損ねたキャッチャーきょうせいが左手親指を軽い突き指で痛めてしまう。その時しきりに指を気にするあまり投手への返球も山なりの球だった。

 

これは守備のリズムを崩している事になるのだが、本人は痛みを我慢してプレーする事が良いと思っているのか、ベンチに帰った本人にそのリズムを崩すなと注意した。

この時きょうせいは泣きながらもしっかりと目を開いて話を聞いていた。

 

出来るか?の問いかけに出来ますと答えるものの、もう一度二人で話して指の動きを確認したらやはり痛いと。

 

我慢をすることは自分との戦いであるが、試合で戦うのは個ではなくチームである。

チームに迷惑をかけるかも知れないと思ったら、勇気をもってダメと言える強い気持ちも必要だ。

 

捕手が変わった事で守備のリズムも当然変わり、結果としては敗戦に繋がったが、きょうせいが流した涙はしっかりと見開かれた強い眼差しの目だった。

 

その気持ちがきっと次につながると信じている。

きょうせいの変わりに急遽キャッチャーを勤めたしゅうた。

今後もこのような事は当然あり得る。

いきなり言われて驚く顔を見せるな。春先はやってただろう。

キャプテンとして周りを良く観察して落ち着いてやれば良いのだから。

 

一人で戦うのではなく、みんなで戦うのだから。