12345TOTAL
東本郷レインボーズ001001
川和シャークス1026×9
強豪相手にメンタルで追い込まれる。
好投手相手にチャンスも作れたし、
自チーム投手が粘れればいい試合にできたはず。
残念!

対川和シャークス戦

 

1-9 5回コールド敗戦

 

三ツ沢公園にて行われた全日本学童横浜市予選。

日中の日差しも暖かく絶好の野球日和だ。

 

初戦の相手は強敵の川和シャークスさん。

優勝候補のチームにどこまで食い下がれるか。

この試合こそ実力が試されるはずだ。

 

先行はレインボーズ。

相手投手は左で球速は無いが外角低めにコントロールされた投球に三者凡退。

 

その裏の守備。

 

先発まつがこの試合も今一つぴりっとしない。

先頭打者に2ストライクと追い込みながらも、緩い球が高めに浮きレフト前にヒットを許す。その後1アウトランナーを三塁、ここで相手チーム4番打者にタイミングを崩されながらもセンターに犠牲フライを打たれ先制を許す。

 

2回レインボーズの攻撃で1アウトからデッドボールでランナーを出すものの、牽制でアウトになる。初回にりょうがあれだけ投げさせた牽制を見ていたのか?ましてや盗塁のサインなども出ていないのに…何故か?

 

チャンスの目はまだあった。

2回の裏の相手チームの攻撃をまつがしっかりと抑えて迎えた3回、フォアボールを絡めて2アウトながら満塁のチャンスに4番まつが止めたバットにボールが当たりキャッチャー前に弱い当たりを打ってしまうが、相手守備の判断ミスにより1点を返し同点とする。

 

さらにチャンスが続くが、次打者は空振り三振で1点止まり。

 

同点となった3回裏。

やはりここでもまつが突如乱れてフォアボールとヒットを打たれて追加点を奪われて1-5と点差が広がってしまう。

 

この時、誰一人として投手に駆け寄ることもなく、また、声を出してチームを鼓舞する事もなく、ただ「オーイ!」「バッチこーい!」と言うだけ。

 

戦意を失った選手にもはや強敵と互角にやり合えるはずもなく、あえなくコールド負けを喫した。

 

前にも書いたがツボにはまれば確かに強さを感じることもあるが、それは強敵相手の時にも同様のハートの強さがあったらの話だ。

 

試合後の反省会で選手に聞いた。

 

Q.試合前まで勝てると信じていたか?

A.全員挙手

 

Q.試合開始したときかてると信じていたか?

A.6人挙手

 

Q.1-5になったとき勝てると信じていたか?

A.挙手0

 

すでにこの時点で彼らは勝負を捨てていたのだ。

 

「たった4点差」。

 

回も序盤、

でも諦めていた。

 

ひとりの力では絶対に勝てない。

勝つこともあるが勝ち続ける事は不可能だろう。

 

今まではその日の調子が良い選手が噛み合えば「勝てる」事があったかも知れないが、調子が良いときばかりではない。

 

なら、調子が悪い中でもどうしたらチームに貢献できるか、ヒットが打てないならどうすれば相手チームを揺さぶれるのか、勝ってよしとしているなら成長は出来ない。

 

今日の敗戦を糧として、悔しさをバネにして今を頑張ればきっと結果は伴うと、私は信じている。

 

諦めたならそれまでだ。