1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | TOTAL | |
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東本郷レインボーズ | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
DMファイターズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1× | 3 |
初回レインボーズの攻撃。
先頭打者は超攻撃的リードオフマンしゅうた。
しかし、2球目を簡単に打ち上げてしまい、先頭打者としての役割を果たせたのか?
厳しいことを言うようだけど、 ・・・①
確実にヒットにできないなら、投手にどんどん投げさせて苦しめるように努力をするべきでは?
続く運動神経抜群4年生のきょうせい。初球のセーフティーがうまく決まらない。
きょうせいほどの俊足ならば、セーフティーを一発で決められるようにしなければならない。
このチームにはきょうせいの果たす役割は大きいはず。それはチームプレーである。
やはり今後の課題となろう。
続く巧打者りょう。ここは投手に投げさせじっくり攻めて四球を選ぶ。この粘りは非常によかった。
そして相手捕手を刺激するリードを取って、捕手のピックオフエラーを誘い、2塁へ進塁!
が、
厳しいことを言うようだけど、 ・・・②
3塁コーチャーにいたのは、しょうた。
なぜ、的確に指示を出してあげられなかったのか?
相手の連携を見て判断をしよう。
声もなければ、ジェスチャーもない。
走者のりょうからすれば、隙あらば狙う姿勢であるのは疑いない。
が、りょうからはボールの位置は一切見えないのだから、
3塁コーチャー頼みなのだ!
また、りょうは一生懸命走ったわけだが、不運にも送球が既に3塁手のもとにあったわけだ。
そのまま突っ込んでもただのアウトになるだけだ。もっと粘ろうよ。
そういう気持ちを見せてほしかったな。
序盤の守備。
ショートしょうた、サードまさやは非常に安定感のある守備を披露してくれた。
いい当たりもされたが、要所を締めて、投手こたろうを盛り立てている。
2回表、先頭は四番のこたろう。
しかし、初球をサードゴロ。
2イニング連続で、早打ちで相手投手を楽にしてどうするのか?
勿論甘い球が来ればいくべきだ。
しかし、そこはきっちりヒットにしないと。
特に主砲だから・・・。
5番ゆうきはスリーボールワンストライクから打ち上げてライトフライ。
打ち上げているうちは、打率は上がらないぞ・・・。
続くまつ。初球を打ち上げてセカンドフライ。
何か、相手を楽にさせているんだな〜。
3回表。
先頭は意外性と俊足のかず。
初球をセーフティー!成功!
これぞこの男の真骨頂!
続く打者は8番パンチ力あるまさや。
強肩捕手警戒の中、
ベンチとしては様子を見てタイミングよく走らせる作戦に。
しかし!
かずがスチール!
と思ったら、
まさやがヒッティング!
まさか
エンドラン?
厳しいことを言うようだけど、 ・・・③
ここは先制点を取るための大事なチャンスである。
かずの足を何とか活かして上位に結びつけたい。
相手投手・捕手は警戒し、カウントを苦しくする可能性がある。
ベンチがじっくり攻めたいところ。
いけいけ野球で勝てるようなチームではないのだ!
流れを読み、流れをつかめるようにしよう!
さて、結果2塁に進塁したかずをしょうたが送り、
ツーアウトながら3塁のチャンスに
トップに帰ってしゅうたがきれいなレフト前で先制!
結果オーライでいいのか?その答は最後に分かるのだ。
4回表。
りょう三振。
こたろうは9球粘った挙げ句サードゴロ。(そこにしかいかない?)
ゆうきライトフライ(そこにしかいかない?)
厳しいことを言うようだけど、 ・・・④
そこにしか打てないの?普段の打撃練習から考えてみよう。
5回表。
マツが目の覚めるようなレフトオーバーを放つ。無死二塁のチャンス。
かずの送りバントで3塁進塁。
ここでまさやはスクイズ!
しかし!
外される!
スクイズ空振り!
マツ挟まれる!
しかしここは鬼ごっこの名手マツ。
簡単にアウトにならない!
挟殺プレーの隙をつき、
潜り込んで本塁タッチ!
判定は・・・
セーフ!!!
ナイスラン!
こうして追加点を入れる!
その裏、
相手先頭打者がセーフティ。しかし投手正面。
余裕で処理して、一塁送球、ワンアウト・・・
えっ?
一塁手がいない!?
厳しいことを言うようだけど、 ・・・⑤
一塁手ゆうき。
打者がバントの構えをしたら前に出る。
それはもちろんできていた。
しかしその打球の行方を見て、投手に任せるべきだと判断できるよね。
それは他の野手も同様。
ゆうきは一塁に戻るべきだった。
声だけ掛ければ間に合ったね。
そして、走られ打たれ一点を返される。
先頭打者を出したことが全てであった。
6回表。
打順よく先頭のしゅうた。
点を取られたら取り返す。
じっくりといきたい。
が!
またも初球攻撃!投ゴロ。簡単にワンアウト。
その後りょうが四球を選ぶも無得点。
流れが・・・。
6回裏から投手交代。
マツの剛球がうなる。
相手好打者にいい当たりをされるも力のある速球でしのぐ。
さて、最終回。
先頭のゆうきが右中間を破るヒットで出塁。
ツーアウトからランナーは3塁まで進み、
前の回から守備に入ったけんたろうが四球を選ぶ。
ここで追加点を取ることで相手への精神的ダメージが大きくなる。
打席にはしょうた。
その初球!一塁ランナーけんたろうがスタート!
滑り込めばセーフだ!
しかし、なぜか?ノースライ??アウトー!!!
終盤最高のチャンスをフイにしたつけは大きかった。
厳しいことを言うようだけど、 ・・・⑥
けんたろうの走塁には大きな責任がある。
三塁ランナーを返す走塁でもなく、
単独スチールでセーフになる訳でもない
非常に中途半端な走塁。
このような走塁をしていてはいけない。
この学年全体にも言えるが、野球とは
頭を使って「走塁」「守備」を行うところからつみあげていくものだ。
普段の練習からしっかりとその基礎をもう一度叩き込んでほしい。
さて、7回の裏。無失点に抑えれば勝利。
ツーアウトでランナーは3塁。
あと一人抑えれば・・・。
マツが投じたボールを打者が詰まり気味にライト方向へ。
回り込んだりょうが取って・・・、いやファンブル!
ファーストに投げるが、間に合わず!
厳しいことを言うようだけど、 ・・・⑦
膝をついて捕るな!
これは、りょうに対して散々言われてきたこと。
直すチャンスはいくらでもあった。
今後、克服すべき部分であり、
上達するためのヒントとも言える。
延長戦に。
レインボーズは三者凡退。
その裏。
ヒットのランナーが三塁へ進み、
マツの投じたボールがやや低めに。
後逸!
三塁走者スタート!
間に合わず!
サヨナラ負け!
この結果は、
その場にいたみんなが本当に悔しさを感じるような試合だった。
みんなは頑張っているし、いいプレーもあった。
しかし、
淡白な打撃。
執着のない走塁。
雑な守備。
こんな言い方は酷であろう。
が、
向き合おう。
そして、克服しよう。
その向こうに栄光が待っているのだ。
2014/10/12