12345678TOTAL
東本郷レインボーズ001010002
DMファイターズ00001013
無念のサヨナラ負け。
厳しいことを言わせてもらいます。

初回レインボーズの攻撃。

 

先頭打者は超攻撃的リードオフマンしゅうた。

しかし、2球目を簡単に打ち上げてしまい、先頭打者としての役割を果たせたのか?

 

厳しいことを言うようだけど、 ・・・①

確実にヒットにできないなら、投手にどんどん投げさせて苦しめるように努力をするべきでは?

 

続く運動神経抜群4年生のきょうせい。初球のセーフティーがうまく決まらない。

きょうせいほどの俊足ならば、セーフティーを一発で決められるようにしなければならない。

このチームにはきょうせいの果たす役割は大きいはず。それはチームプレーである。

やはり今後の課題となろう。

 

続く巧打者りょう。ここは投手に投げさせじっくり攻めて四球を選ぶ。この粘りは非常によかった。

そして相手捕手を刺激するリードを取って、捕手のピックオフエラーを誘い、2塁へ進塁!

が、

 

厳しいことを言うようだけど、 ・・・②

3塁コーチャーにいたのは、しょうた。

なぜ、的確に指示を出してあげられなかったのか?

相手の連携を見て判断をしよう。

声もなければ、ジェスチャーもない。

走者のりょうからすれば、隙あらば狙う姿勢であるのは疑いない。

が、りょうからはボールの位置は一切見えないのだから、

3塁コーチャー頼みなのだ!

 

また、りょうは一生懸命走ったわけだが、不運にも送球が既に3塁手のもとにあったわけだ。

そのまま突っ込んでもただのアウトになるだけだ。もっと粘ろうよ。

そういう気持ちを見せてほしかったな。

 

序盤の守備。

ショートしょうた、サードまさやは非常に安定感のある守備を披露してくれた。

いい当たりもされたが、要所を締めて、投手こたろうを盛り立てている。

 

2回表、先頭は四番のこたろう。

しかし、初球をサードゴロ。

2イニング連続で、早打ちで相手投手を楽にしてどうするのか?

勿論甘い球が来ればいくべきだ。

しかし、そこはきっちりヒットにしないと。

特に主砲だから・・・。

 

5番ゆうきはスリーボールワンストライクから打ち上げてライトフライ。

打ち上げているうちは、打率は上がらないぞ・・・。

続くまつ。初球を打ち上げてセカンドフライ。

何か、相手を楽にさせているんだな〜。

 

3回表。

先頭は意外性と俊足のかず。

初球をセーフティー!成功!

これぞこの男の真骨頂!

 

続く打者は8番パンチ力あるまさや。

強肩捕手警戒の中、

ベンチとしては様子を見てタイミングよく走らせる作戦に。

しかし!

かずがスチール!

と思ったら、

まさやがヒッティング!

まさか

エンドラン?

 

厳しいことを言うようだけど、 ・・・③

ここは先制点を取るための大事なチャンスである。

かずの足を何とか活かして上位に結びつけたい。

 

相手投手・捕手は警戒し、カウントを苦しくする可能性がある。

ベンチがじっくり攻めたいところ。

 

いけいけ野球で勝てるようなチームではないのだ!

流れを読み、流れをつかめるようにしよう!

 

さて、結果2塁に進塁したかずをしょうたが送り、

ツーアウトながら3塁のチャンスに

トップに帰ってしゅうたがきれいなレフト前で先制!

 

結果オーライでいいのか?その答は最後に分かるのだ。

 

4回表。

りょう三振。

こたろうは9球粘った挙げ句サードゴロ。(そこにしかいかない?)

ゆうきライトフライ(そこにしかいかない?)

 

厳しいことを言うようだけど、 ・・・④

そこにしか打てないの?普段の打撃練習から考えてみよう。

 

5回表。

マツが目の覚めるようなレフトオーバーを放つ。無死二塁のチャンス。

かずの送りバントで3塁進塁。

 

ここでまさやはスクイズ!

しかし!

外される!

 

スクイズ空振り!

 

マツ挟まれる!

しかしここは鬼ごっこの名手マツ。

簡単にアウトにならない!

 

挟殺プレーの隙をつき、

潜り込んで本塁タッチ!

判定は・・・

 

セーフ!!!

 

ナイスラン!

こうして追加点を入れる!

 

その裏、

相手先頭打者がセーフティ。しかし投手正面。

余裕で処理して、一塁送球、ワンアウト・・・

えっ?

一塁手がいない!?

 

厳しいことを言うようだけど、 ・・・⑤

一塁手ゆうき。

打者がバントの構えをしたら前に出る。

それはもちろんできていた。

しかしその打球の行方を見て、投手に任せるべきだと判断できるよね。

それは他の野手も同様。

 

ゆうきは一塁に戻るべきだった。

声だけ掛ければ間に合ったね。

そして、走られ打たれ一点を返される。

先頭打者を出したことが全てであった。

 

6回表。

打順よく先頭のしゅうた。

点を取られたら取り返す。

じっくりといきたい。

が!

またも初球攻撃!投ゴロ。簡単にワンアウト。

その後りょうが四球を選ぶも無得点。

流れが・・・。

 

6回裏から投手交代。

マツの剛球がうなる。

相手好打者にいい当たりをされるも力のある速球でしのぐ。

 

さて、最終回。

先頭のゆうきが右中間を破るヒットで出塁。

ツーアウトからランナーは3塁まで進み、

前の回から守備に入ったけんたろうが四球を選ぶ。

 

ここで追加点を取ることで相手への精神的ダメージが大きくなる。

打席にはしょうた。

 

その初球!一塁ランナーけんたろうがスタート!

滑り込めばセーフだ!

しかし、なぜか?ノースライ??アウトー!!!

 

終盤最高のチャンスをフイにしたつけは大きかった。

 

厳しいことを言うようだけど、 ・・・⑥

けんたろうの走塁には大きな責任がある。

三塁ランナーを返す走塁でもなく、

単独スチールでセーフになる訳でもない

非常に中途半端な走塁。

このような走塁をしていてはいけない。

 

この学年全体にも言えるが、野球とは

頭を使って「走塁」「守備」を行うところからつみあげていくものだ。

 

普段の練習からしっかりとその基礎をもう一度叩き込んでほしい。

 

さて、7回の裏。無失点に抑えれば勝利。

ツーアウトでランナーは3塁。

 

あと一人抑えれば・・・。

 

マツが投じたボールを打者が詰まり気味にライト方向へ。

回り込んだりょうが取って・・・、いやファンブル!

ファーストに投げるが、間に合わず!

 

厳しいことを言うようだけど、 ・・・⑦

膝をついて捕るな!

これは、りょうに対して散々言われてきたこと。

直すチャンスはいくらでもあった。

今後、克服すべき部分であり、

上達するためのヒントとも言える。

 

延長戦に。

レインボーズは三者凡退。

 

その裏。

ヒットのランナーが三塁へ進み、

マツの投じたボールがやや低めに。

後逸!

 

三塁走者スタート!

 

 

間に合わず!

サヨナラ負け!

 

この結果は、

その場にいたみんなが本当に悔しさを感じるような試合だった。

みんなは頑張っているし、いいプレーもあった。

 

しかし、

淡白な打撃。

執着のない走塁。

雑な守備。

 

こんな言い方は酷であろう。

が、

向き合おう。

そして、克服しよう。

 

その向こうに栄光が待っているのだ。

 

2014/10/12