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港少年野球部2011001510
東本郷レインボーズ011003016
またもや特別延長で涙をのむ。
強豪との緊張感あるなかでのプレーは大変だが、
ここに超えるべき壁がある。

普段の練習から、特別延長のつもりで
意識を高めて臨んでみてはいかがであろう。

2回戦

対港少年野球部 5-5

延長サドンデス 10-6 敗戦

 

東京新聞神奈川県大会の2回戦。

 

天候は曇り空でコンデションはまずまずのところ。

対戦相手は平塚市を制した強豪チーム。

 

我がチームも専修大学カップ3位や緑区の覇者としては意地の見せどころである。

 

初回相手チーム主軸打者にホームランを浴びるなと先制の2点を許す。

裏の攻撃は淡白であっさり三者凡退。

 

2回裏にアベコタのソロホームランが飛び出し、1点差に詰め寄るが、3回表にエラーとヒットで追加点を献上。

得点した後のイニングだけに悔やまれる。

 

しかし、その裏にこうようのソロホームランが生まれ、1点差。

 

4回表の相手チームの攻撃は4番から。フォアボールを2つ出してノーヒットで1点を追加されてしまう。このあたりがまだまだ。強いチームに勝ちきれない脆さだ。

 

4回裏の攻撃では悠斗がヒットで出塁し、ノーアウトのランナーを出したが続くAoが、セカンドゴロ。その間に悠斗は2塁へ。

 

アベコタはフォアボールを選びノーアウト1、2塁のチャンス。

 

ここで、セカンドランナーの悠斗の離塁が大きいと見るやキャッチャーからセカンドへ牽制が入る。1回目はセーフだったが、次の投球の後またキャッチャーからセカンドへ送球が送られてタッチアウト!チャンスの目が積まれてしまう。

 

続くジュキヤはセカンドフライに倒れ無得点に終わった。

 

5回表から投手を甲に変えて的を絞らせない展開に持ち込みたい。

5.6回と甲が無失点に抑えると、流れが一気に動き出す。

 

6裏の先頭打者こうようがこの日2本目となるホームランで1点追加。

ここで相手チームのピッチャーが交代する。かなりの速球派。

 

押せ押せの流れだが、2.3番とあえなく凡退。

不調にも程がある。

まぐれでももう少し打てると思うが…

 

しかーし!

アベコタがサードゴロとなったが悪送球で2塁へ。

ジュキヤはフォアボール、マツがデッドボールで2アウト満塁となり、ひさなりが押し出しのフォアボールを選び逆転に成功!

 

相手チームは再び投手を戻す。

本来は2番手の投手につなげて無失点で…の勝利の方程式だったのだろうが、この回の気持ちのこもった応援や選手の気迫がそれを上回った。

 

諦めない。

 

7回表の攻撃を凌げば勝利となるが、先頭の打者にセカンドやや後方に上がったフライをセカンドが追えず、ポテンヒットにしてしまう。

この試合ではかなり盗塁をされていたので、ここは執拗に牽制を入れる。

それでも盗塁を決められてしまう。

 

その後ショートゴロでワンアウト。

ランナーそのまま。

次の打者はショートへの強めのバント!ショートが裁きサードへ送球!しかし、サードが取れない!!

何故だ?胸元に来た送球なのに、何故慌てる必要がある!?

 

1.3塁となり1塁ランナーは当然スチール!

ここで、Aoはセカンドに送球!

セカンドが間に入る!

サードランナーの牽制が曖昧か?そのままスルー!セカンドはセーフ!

 

その間にサードランナーがホームへ突入し同点とされてしまう。

 

この日、このパターンで2失点目だ。

 

同じ事を繰り返すあたり、勢いだけで勝ってきたチームと言わざるをえない。

 

サドンデスに入ると相手チームの4番打者にど真ん中のストレートを投げ込み満塁ホームランを浴び、さらには次打者にもホームランを打たれるなど、終わってみれば10-6の大差が付いた。

 

守るべき所はしっかりと守りきる。

相手チームにもエラーがあった。

しかし、引きずらなかった。

 

我がチームは目に見えないエラーがかなり多かった。

あれだけ走られながらもクイックで投げない、強打者へ甘いボールを投げ込む。当たり前の捕球が出来ない。

自信が無いときに見受けられる消極的な、受け身なプレーがたくさんあった。

 

とくに最終回の表の攻撃の先頭打者は絶対に出してはならない場面。

相手打者は完全に打ち損じなのだが、それをヒットにさせてしまう。

 

その時外野も内野も全く声が出ていなかった。

 

普段は声出せても、絶対出さなければならない時に出ないのではまだまだ。

 

逆転したのは見事だった。が、次につなげるのは君達次第だ。