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東本郷レインボーズ201003
戸塚アイアンボンドズ102610
自分に甘くヒトには厳しい。
出来てないのに教えたがるこの姿勢を直さないと。
何をするにしても「おしゃべり」しながら。

野球以前に自分のことはきちんとできているのか?
感謝と思いやりを持って日々過ごしているのか?

今回のような思いを誰もしたくない。

「心」の成長が今後の鍵となる。

ここ数試合、

練習の成果も感じられるような展開が多く、

一段階上のレベルで勝負ができるのではないか?

 

そんな期待を込めた日曜日の朝。

 

関東学童横浜市予選二回戦。

相手は優勝候補筆頭の

戸塚アイアンボンドズさん。

 

今後を占う試金石となる一戦。

 

試合前のアップから何かがおかしい。

 

キャッチボールからダラダラ。。。

 

投球練習の投手に向かい、

捕手は気分を害するような声かけをする。

 

ノックの球を簡単にそらす。

それも何度も。。。

 

芝の感触や、フライの捕球時の視野に入る背景など

そんなことを確認する余裕すらない。。。

 

限界突破の試合となるこの好機に

気持ちが乗ってこないような。。。

 

そんな不安を抱えながらプレイボール!

 

初回。

R軍の先攻で始まる。

先頭の打撃好調りくと。

2球目を思い切り引っ張って、

サード強襲のヒットで出塁。

 

好調だね!

 

盗塁を決めて、

続くりょうたろうが四球で出塁。

 

ここで

きょうせいの当たりがエラーを誘い、

りくとが一気にホームイン!

幸先良く先制する。

 

しかしきょうせいの盗塁が

相手内野手を翻弄している隙に、

三塁走者りょうたろうの走塁。

スタートのタイミングが全く合っていない!

悠々アウトとなってしまう。

 

続くしょうまだが、

振りが鈍い!

当ててこすったような当たりは

一瞬ファウルゾーンに出たものの、

フェアゾーンに入っていく。

しょうまは走らない?

ここでも簡単にアウトになってしまう。

 

続くしゅんすけの当たりは

内外野の間にポトリと落ち、

追加点となるが、

上記のようなプレーは

相手にとっては組みやすしの印象を与えてしまうことになる。

 

その裏。

先発はエースしょうや。

ここのところ好投が続いており、

今日も非常に楽しみである。

 

が、

先頭にいきなりの死球。

 

内角球を相手打者は全く逃げないね!

ギリギリまで見て直前にすっと避けるから、

ユニフォームにかするように死球をもらうね。

うまいと思う。

こういうところは見習ってもいいな。

 

ワンアウト後、

相手三番打者は打ち上げて、

センターフライ!

と思いきや、

センターりくとの頭上を越えていった!

なぜ?

 

落下地点に入る余裕はあったはず。

技術面での未熟さで片付けていいのか?

 

この回は何とかこの一点で抑える。

 

二回。

先頭はレン。

しかし、全くタイミングが合わない。

ただ振っているだけ。

三球とも工夫なく空振りをして

帰ってくる。

 

続くさとるはいい当たりだが、

外野正面。

そして、ユウもいいところに転がして

セーフティを試みるが好守に阻まれる。

結果三者凡退。

 

その裏。

ツーアウトから二者連続死球を与えるが、

うまく打ち取って、主導権を渡さない。

しょうやの好投が続く。

 

三回。

先頭のりくとがまたまたレフトへのヒットとなり出塁。

りょうたろう四球できょうせいの打席。

サード前に絶妙な転がし!

間一髪セーフ!

 

無死満塁!

大量得点のチャンス!

 

ここでしょうまがストレートの四球を選んで

押し出しで追加点!

 

相手ベンチがタイムをかけてマウンドに集まる。

ここでしゅんすけにはスクイズのサイン!

 

しかしやや低めながら確実に決められそうなボールを

何と空振り!

 

飛び出したランナーがタッチアウト!

 

外されたのならしょうがないところだが、

本番でできないような練習をしてきたのかと思うと、

愕然としてしまう。

 

結局後続は凡退し、

相手からすれば無死満塁を一点で抑えたのだから

大成功と思うだろう。

流れは完全に変わったと見ないといけない。

 

ここでは練習に裏打ちされた技術の他に、

精神力がものを言う。

 

苦しい場面でいかにしてお互いカバーをし合い、

声を掛け合って、粘り抜くかである。

エースしょうやを中心に我慢の時が続く。

 

三回裏。

先頭打者に左中間への三塁打を打たれる。

ここでしょうや無類の粘りを見せるべく奮闘!

相手四番をショートゴロに打ち取る!

 

しかし、続く五番の時に

ショートが痛恨の失策!

次打者を四球で出すと、

牽制で挟むが、

一塁走者に気を取られ過ぎ、

得点を許してしまう。

なぜ?

 

挟んだ走者は3手以内でアウトにしよう。

それ以上に、得点圏に入る走者に目を配ろう。

そういう声を掛けあわないようなチームって。。。

 

四回。

エラーで出塁したさとるの二盗後、

ゆうがセーフティ決まらずアウト、

りくと四球の後、

さとるが三盗を試みるが失敗となってしまう。

足を使って揺さぶりをかけるという積極策だが、

得点にならない。

 

ベンチとしては、

流れを変えるプレーを演出したかったわけだが、

そうはならず。

 

粘り切ってほしい!

 

その裏。

先頭を四球で出すと、

盗塁を許し、

セカンドのエラーで一、三塁。

 

その後は悪夢。

ファーストエラー、

キャッチャーパスボール、

レフトトンネル、

センターエラー、

フォアボール、

ライトエラー、

デッドボール、

 

結局この回は6失点。

 

ほとんどは打ち取った当たり。

粘るピッチャーを見殺し。

 

五回表。

ここからでも一縷の望みを捨てずに

反撃の狼煙を上げたい。

 

先頭のりょうたろうは今日三度目の四球で出塁。

一死二塁となり、打席にはしょうま。

 

しかし、りょうたろう。

投手がセットに入っていきなりスタートを切ってしまう。

この状況で盗塁はあり得ない。

 

しかも、投手は落ち着いてサードへ送球をしたのだが、

りょうたろうは戻ることもせず。

結局粘ることのないチームの姿勢を象徴するかのような

悠々のタッチアウト。

 

GWを最高の形で進めてきたR軍だったが、

強豪とはいえ、自滅の形で大会から姿を消すこととなった。

 

このチームに足りないもの。

技術面は当然、チームワークももちろん。

 

今回の相手アイアンボンドズさんにヒントがある。

 

こちらの攻撃、無死満塁のところ。

あの場面で結束し、集中力を持って粘るチーム。

一点、二点取られようと構わない。

アウトを一つ一つ取っていこうという姿勢。

 

一方こちらは、

ピンチになると粘れない。

一点、二点はいいや!という気持ちになるのではない。

 

飛んできたらどうしようという

自信のなさからくる消極的な姿勢。

 

アウトを確実に取るということが

これほどまでに厳しいとは!

 

ピンチになると、

死んだ魚の眼になるナイン。

声も出ない。

 

ピンチになって、

ベンチを見るのではなく、

 

みんなで集まって、

「大丈夫!大丈夫!」

「俺のところに撃たせろ!」

「アウト一つ一つ取ろうぜ!」

と、

(ピンチだからこそ)笑顔で言える選手はいないのか?

 

普段からそういう思いやりを持って

仲間に接していないからできないのではないか?

 

もう直ぐ今年も半分を過ぎようとしている。

去年だって、一昨年だってあったんだ。

壁が。

 

壁は勝手に壊れてはくれないし、

自分勝手に越えても

チームとしては越えられない。

 

気持ちをどう出すか、

グランドではみんなが戦士だが、

通常の学校生活から相手を思いやったり

一緒に笑顔のやり取りができるようにしてみてはいかがか?

 

その方がグランドで心置きなく自分を表現できるのでは?