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東本郷レインボーズ411116
南長津田ジュニアジャイアンツ1001
結果オーライの野球はいつまでも続かない。
勝てるチームになるためには、
野球の基本をきっちりこなす個々の努力が必要だ。

朝は雨。

緑区春季大会開会式の中止が決まり、

昨年秋の入場行進3位の雪辱を晴らす

舞台に上がることはできなかった。

 

銀二の表情には悔しさが見られた。

 

なんとかグランドも使用できるようになり、

連盟の皆様、各チームスタッフの皆様、

朝早くから活動くださった上村コーチ、

小澤コーチ、遠藤コーチに感謝。

 

本日の相手は

南長津田ジュニアジャイアンツさん。

 

こちらの野球をきちんとやっていって

成長の証を見せたいところだ。

 

先攻のR軍。

 

先頭のきょうせい。

相手投手のボールをしっかり見極めながら

7球目をライト前ヒット!

 

先頭打者の役割をきちんと果たしているね。

ここで得られた情報。

①相手投手が軟投派であるということ。しっかり引きつけて打たないと凡打になってしまう。

②相手投手が制球に苦しんでいること。

 

さらに、塁に出たきょうせいは牽制を誘いつつ、盗塁を二つ決める。

 

続くりょうたろうは三振ながら振り逃げが成立となり、

この間にきょうせいはホームイン。

先制する。

 

その後、二つの野選と、死球などが絡み、

主砲しょうまの打球がぽとりと落ちるなどして

打者一巡で四点を取る。

 

しかし、正直もっと点は取れたね。

 

その裏。

先発は四年生のさとる。

力のこもったボールがストライクゾーンに投げ込まれる。

末恐ろしい少年だ。

 

特に投げる時の

「うっ!」

という声が

お母さん方の心を鷲掴みにする。

 

しかし、

いきなり先頭打者に甘く高めに入ったところを

レフト前に打ち返されてしまう。

 

三塁まで進まれ、

三番打者に左中間に打たれてしまい、

一点を返される。

 

その後四球も一つ与えてしまうが、

後続を抑える。

 

二回。

ツーアウトながら、

しゅんすけが死球で出塁。

主砲しょうまが大きなレフトオーバーを放ち、

一点を追加。

 

続く打者はレン。

4球目を叩いた打球が

レフトへの鋭いライナーとなるが、

レフト正面!

惜しい!

 

でも、いい当たりが出てきたね!

 

その裏。

三振、四球、四球、三振。

上杉達也のようなピッチングで、

センター前に打たれるが

センターのりくと、

ノーバンで処理せず、

落ち着いてセカンドでアウトを取る。

 

ただ、これはツーアウトだから、

本来なら、ランナーはスタートを切っていて、

これほど簡単にはアウトは取れないはず。

ノーバンで行こうね!

 

三回。

先頭のやましょう。

センター前ヒット。

 

しかし、簡単に牽制に引っかかり、

セーフにはなったが、

強豪相手には一切通用しないプレーだぞ。

 

やましょうは事前の練習でも、

全く集中力のない感じだったぞ。

 

結果オーライではダメだ。

目指すところはもっと上でなければ

接戦はモノにできないぞ。

 

引き分けが多いというのはそういうことなのではないか。

勝ちきれないのはあともう一歩の走塁、守備、小技だと思う。

 

強くなりたいのならそこを鍛えていかないと。

 

さて続くさとるは

ライト前に綺麗な流し打ち。

りくとのスクイズ。

ゆうのスクイズ。

しゅんすけのタイムリー。

れんのスクイズ。

 

そしてとどめに

やましょうのライトオーバーのホームラン!

あんなに飛ぶようになったんだね!

 

その後も、

りくとがこの試合一番の強い当たりをレフトへ放ち、

 

最後はきょうせいの見事なセンター前で仕上げ。

 

この回、

打ちも打ったり、

9安打、11得点。

 

その裏、

さとる、四球と失策から

無死一二塁とされ、

 

投手がしゅんすけに。

見事10球で締めて、勝利を決めた。

 

大勝にも決して浮かれることなく

課題に目を向けて欲しい。

 

強豪を倒すことが最大のテーマになってくるのは

毎年のことだが、

 

結果オーライの野球では

それは決して上手くはいかないのは

去年、一昨年の戦いを見ていればわかるはずだ。

 

牽制に引っかかる。

ベースを踏み忘れる。

 

こういうところでミスしないようにしないと

勝ちきれない、

接戦を落とすチームになってしまう。

 

君たちには頂点を目指して欲しい。

今目の前にある課題に向き合うことで君たちは強くなる。